期間工は残業代ではなく、満了金と回復時間を確保せよ!

借金を作ってしまって期間工に転職しよう思ったときに気になることが、
「毎月どのくらい稼げるのか?」ということだと思います。

当然ですよね。

最初の給料は返済日に間に合うのか、初回はどのくらい入金されるのか、
毎月の返済額に足りるのか、色々と考えますし、

なるべくはやく返済し終わりたいですからね。

毎月、毎月、月末の支払いのことを考えるのは、
疲れますからね(笑)

この記事を読めば「借金完済に直接関係があることは何か?」
がわかります。(残業代ではありません)

この記事を読んだ後には、その一点に集中することが
できるようになります。

いきなり結論を言ってしまうと、
期間工への転職で一番気にすることは、

ズバリ「満了金」です。

お金を中心に考えると、

どのくらい残業できるのかな?

なんて考えるかもしれませんが、
ここで少し冷静になって考えてほしいことが3つあります。

残業時間を自分でコントロールできるのか?

「毎月の残業代を増やす」という方向性で考えている場合、
残業が多いメーカーを探すと思います。

そこで1つ質問です。

あなたは「天気」をコントロールできますか?

もちろん、できないですよね。

残業時間も、実際に入社してみないとわかりません。

繰り返しになりますが、
はやく返済して、月末の不快感から逃れたい気持ちはわかります。

が、実は全額完済しなくても「今の緊張感や月末支払日の不快感」からは解放さます。

家賃と水光熱費が「無料」なので、
20万円くらいなら、すぐに銀行口座に貯金ができてしまうからです。

その間、約2ヶ月です。(アウトソーシング経由なら入社祝い金は、
2週間在籍確認後に支給されます)

自分は、いくら必要なのか?

借金返済のために、どのくらいの期間を見積もっているのか?

もし、100万円以上の借金があるなら、どのみち長期戦になりますよね。

それなら、長く働けないと完済できなくなります。

残業で消耗しているわけにはいきません。

「回復する時間の確保」を忘れていないか?

攻めの時間もあれば、守りの時間も必要です。

同じ作業を延々繰り返すということは、
身体の同じ部位をずっと使い続けるということです。

最初のころは、朝起きて身体が重い、重い。

「昨日なにしたっけ?そんなにハードだった?」みたいな感じで、
仕事が終わった直後は、まだ軽い興奮状態ですから、なんともなかったのですが、

朝起きたら、全身に「重り」を着ているような感じになりました。

そう、想像以上に消耗していたりします。

それを回復する時間を確保することも、
長く続けていく上で必要です。

ということで、

借金完済のためには、長期的に活躍するために
「回復時間もお金も」両方とも必要なんです。

だから残業代という、小さな額の、大きな不確定な要素を
アテにするわけにはいきません。

「毎日出勤する」という、自分のコントロール内で発生する「満了金」という
大きな額の要素が、転職先の優先順位になるんですね。

ということで、、、

最強は「世界のトヨタ」です

2年11ヶ月(フル満了)で300万円です。
もちろん、通常の給料とは別です。

・残業が少ない

・満了金が最高額

・回復する時間がとれる

となると、トヨタ一択になるんです。

と、ここまでエラそうに3つの基準を示してきましたが、、、
実は私はトヨタを選びませんでした(笑)

トヨタの場合、見込んだ満了金の全額が、月1日でも遅刻したり、
欠勤すると支給されないことになっています。

それにビビッたのと、実家が近いという理由で、
日産九州を選びました。

日産なら、月の出勤率90%なら満了金が支給されます。
(約3日くらいなら休んでしまっても満了金に影響がありません)

実際は、そんなに休むことはありませんでしたから、
トヨタに行けばよかったかもと思ったことはあります。
(2年11か月満了すると、トヨタと日産の満了金合計額は2倍の差になります)

ありますが、それはあくまで後付けの解釈で、
実際に転職する前は、わかりませんからね。

得するより、損しない方を選びたいというのは、
どうやら私だけではないようで、同じようなことを言っている同僚がいました。

彼は、世界を旅する資金をつくりたいとのことで、
旅立ちの期限が決まっているので、満了金が得られないリスクは
とれなかったそうです。

「満了金はそれだけ大きい要素」なんです。

自分は絶対に休まない、という自信が最初からあるなら、
トヨタ一択もありだと思います。

もし、不安なら日産やほかのメーカーでもよいと思います。

繰り返しになりますが、

家賃と水光熱費が「無料」で、
家賃(月5万円)+水光熱費(月1万円)×12ヶ月=72万円ですから、

すでに得しているわけです。

借金200万円くらいなら、1~2年で十分に返済可能なんですね。

結局、好きなところに行きましょう、という話でした(笑)

まとめ

・残業時間ははコントロールできないので、残業代をアテにしてはいけない。

・あなたのコントロール内にある「出勤するかどうか」で決まる
「満了金の額」を、転職先を選ぶ基準にする。

・そうはいっても、結局好きなとこに行きましょう(笑)

と言う話でした。

それではまたお会いしましょう!!

タイトルとURLをコピーしました