期間工へ転職 情報を集めても不安なあなたへ→それ妄想です!

期間工に転職しようと思って色々と調べてはいるけど、なんとなく不安で決め切れない自分に嫌気がさしていませんか?自分が知らない世界に飛び込むかどうかの判断は、いつだって怖いですよね(苦笑)

実は、次のアクションがとれないのは、情報量だけが問題ではありません。

「失敗したらすべてを失うと思っているから」じゃないですか?
これって、極論ですが、「選択を間違えたら死ぬ」ってことですよね、、、。

そんな状況だったら、誰だって怖くて選択して次のアクションできないと思います(笑)

ええ、死にたくないですから、、、。

「不安で動けなくなる」のは、「お腹すいたから食べたい」レベルで自然に起こる反応です。

私は「失敗したらすべてを失うと思っている」という思考の偏りに気付かず、恐怖心から転職希望先のことを調べていたら半年たっていました(笑)

といっても、気になった同じページを行ったり来たりして、あーでもないこーでもないと妄想と葛藤を繰り返しているだけだったり、、、。

そして、後述する質問でスッキリと前に進むことができました。

この記事では、変化を選択したらどうなるか?そもそも期間工に転職する必要があるのだろうか?を考えていきます。

この記事を読むと、次の一歩が踏み出せるはずです。

結論としては、「想像は、想像でしかない」ということです。

なにかきっかけがあって、期間工に興味を持ったと思います。私の場合は、「なんでこんなに給料がいいんだ?」でした(笑)

ノースキルで、これだけの年収が高いということは、なにか裏があるぞ?と疑っていました。

満了慰労金のほかに、皆勤手当てってナンだ?
出勤するの当たり前だろ?って(笑)

が、当時の私も「毎月の借金の支払いと職場の労働環境」に滅入っていたので相当魅力的でした。

まあでも、ハッキリ言ってアヤシイですよね。。。

そこから約半年間、家に帰って期間工についてブログや5ちゃんねるを読み漁る日々が始まりました。あとは、グーグルマップに工場の住所を入力して周辺のお店を見てどんな生活になるのか妄想していました。

そして、転職するつもりで、転職前の自分の担当職のマニュアルを作り始めました。(製造工場なのに、まともなマニュアルもないなんて)

と、今となっては大げさな話ですが、未知のモノって怖いんですよね。

よくよく考えてみれば、みんなが車に乗れているのって、作っている誰かがいるからですし、「その誰か」は1つの工場あたり何千人といるわけですから、なにもオカシイことはありませんね(笑)

日本のメーカー、まして世界中の工場だと何人になるのでしょうかね?

全然あやしくないですね

「気になっているところに行ってみたらいい」と思います。ある程度は、行きたいところと、行く目的はもう決まっているでしょうから。

結局は、どんなに調べても「想像は想像でしかない」

行った先でも直前の変更があったりもします。

ただ、「損したくない」とか、「選択を間違えたくない」とか、そんな感じで動けなくなっているのだと思います。でも、知らないことは知らないですからね。

想像が想像のままだと不安は減りません。
実際を確認するたびに、不安は減っていきます。

無くなりはしませんけどね。
新たに気にある部分が見つかってしまうので。

繰り返しになりますが、私も不安すぎて、期間工について調べて調べて、今の会社をいつ辞めようかとか考えていたら半年たっていました。

「仕事はキツイよ~」といくつかの期間工ブログに書いてあったのですが、何をするのかわからないので対策もできず、結局は2週間に1度の10キロランニングをしました。

それは面接でのアピールのネタになったのでよかったのですが。

この質問で突破しました

そして、ある日ひらめいたのが「最悪どうなるんだろう?」という質問でした。

答えは、「今が最悪だからもう失うものが無い」でした。

・36歳派遣社員

・年収約280万円

・1日の食費500円。(朝食ナシ、昼食は工場の食堂で給与天引き)、借金完済予定は、悪魔のリボ払いで新たに借金をしない前提で約10年後。

ですが、給料は毎月の支払いでほとんど消えてしまって、日用品もあまり買う予算がないので、リボ払いで新たに借金をしないと買うことができない状態でした。

実質、破綻していました。

もう現状を維持をする理由がありませんでした。

ここまでひどくなくても、もしあなたが期間工に転職しようか迷っているなら、

「最悪どうなるんだろう?」

と自分に質問してみてください。

それでももう少しファンタジーに浸っていたい場合

私が思うことをまとめましたので参考に、、、なるかもしれません。

心配ごととしては以下の6つになるのかないと思います。

面接ではなにを聞かれるの?

面接で聞かれること、つまり工場の採用担当者が一番気にしていることは、「どのくらいの期間、働いてくれますか?」ということです。

それに関連して、「学生時代の部活は?」「古傷はあるか?」「交代勤務の経験は?」「共同生活は可能か?」などと質問されます。

採用されたならなるべく長く働いてもらいたいと思っているからです。健康面のことを聞くのはそれです。

なので、多少なり太っていようが大丈夫です。採用担当者に、この人は長く働けると思ってもらえたらOKということです。

でも、、、志望動機が思い浮かびません。ですか?

「○○のために貯金したいので働きたいです。」これでOKです。
目標が具体的で長期的なら、きちんと出勤してくれるだとろうと思うからです。

採用担当者が知りたいのは、「この人は、契約期間きちんと出勤できるか?」というこの一点です。

仕事を上手くやれるだろうか?

作業手順は決まっています。

工程配属後、2週間は社員の人が付きっきりで指導してくださいます。1日約250回×2週間(10日稼働)で2500回決められた一連の作業を繰り返しやります。

2500回以上もやるなら覚えられそうじゃないですか?

そこからラインの設定スピードに沿ってやれるようになるのに2ヶ月と2週間ほどかかる感じです。(この2か月は、続く人、続かない人の分かれ目になります)

途中で、「これホントに自分ができるようになるのかな?」とギモンが生じると思います。

が、心配無用です。「ある日、突然できる」ようになります。

あなたも他の分野で経験したことがあると思いますが、いつできるようになるかはわかりませんが、本当に突然できるようになったと思いませんか?

急に余分な力が抜けてスムーズにできるようになったと思います。

私は自分で自分に驚きました。

日産九州での話です。エクストレイルの「車体の底」に部品を取り付けていました。車体はクレーンで吊り上げられて流れてくるので、「車体の底」は自分の頭より上の位置にあります。私はインパクトドライバーで自分の立ち位置の「真上に」ボルトを打っていました。

普段、「真上にボルトを打つ」なんて動作をしないですよね。ほとんどすべての人はやったことがないんじゃないかなと思います。

その「真上に打つ」という感覚がなかなか掴めず、指導員の方に横から腕の角度を見てもらいながら、やっていました。

当然最初は出来ないですし、ラインの流れの中でやるのは、身体が緊張してガッチガチでうまく動けないですし、「これ無理なんじゃないか」と思うようになるのは早かったですね。2週間くらいですかね。

それでもナンダカンダやっていると、約2か月くらいするとだいぶ様になってきました。

といっても、ボルト2本打ちでの話です。3本打つのでは全然違う体感です。

3~4か月になると、「自分の想像を超える速さ」で打てるようになってきました。
3本打てるようになったときは自分でも驚きました。

ちょっと話が細かすぎて経験者じゃないと、イメージできないかもしれまんせんが。

もちろん、上手い人が実際にやって見せてくれて、イメージを創れたのも大きかったです。そのイメージをお手本にやっていく感じです。

そこからだんだん慣れてイメージとおりになっていきました。

「慣れってスゲーなー」と思ったことを覚えています。

ここから5ヶ月目くらいいくとかなり余裕が持てるようになり、同じことをずーっと繰り返し繰り返しやるので飽きてきます(笑)

なので、集中を保つのが大変です。同じ理由から残業もなるべくしたくないですね。

今は、違う工場にいますが、やっぱり同じような流れでした。

「慣れってスゲーなー」という感じです。
自分の想像を超えてきますからね(笑)

給料はどのくらいになるのか?

年収ベースでおおよそ400~500万円ほどになります(そこから税金が引かれます)。

残業代は、残業時間が時期より増減しますので、予測ができないですし、作業自体に飽きてきます。

個人的には、なるべく残業はない方がいいなと思っています。

それよりは、満了金や皆勤手当てに注目したいところです。たとえ「まったく残業なし」でも年収約400万円くらいで、可処分所得(税引き後)は最低380万円は行く感じです。

もし、「自分は体力しか取り柄がない」と思っているなら、その体力が喜ばれて、高く買ってもられる場所を選びませんか?

どんな人がいるのかな?

威勢のいいヤバめの人が多いのかなと思っていましたが、いたって普通の人が多い印象です。

普通って何?って感じですが、話せばわかる人たちです。
期間工や派遣の人はたまに社会通念を逸脱している人がいますが、社員の人たちは見た目は派手な人でもまじめな人ばかりです。

個人的に思ったのは、「オレ様」な人がいない気がしました。
オレ様というのは、「オレがいるおかげでこの部署は、、、」みたいな人ですね。

オレ様は、まわりが見えていないメンドクサイだけの人なので、個人的には関わりたくない人種です(笑)

おそらくですが、自動車工場というのは「1台の車を完成させるための巨大なシステム」なので、個人がちょっとがんばっただけではどうにもならなくて、みんなで協力しないとどうしようもないことを日頃から実感しているからだと思われます。

趣味としては、野球やサッカーなどスポーツが好きな人もいますし、釣りが好きな人もいます。もちろん予想どおりパチンコが好きな人もいますし、意外ですが、アニメが好きな人もいます。車がやバイクが好きな人もいるにはいますが、私の周りでは少数でした。

想像していたのと全然違いました。こうしてみると、あなたとそう変わらないかもしれませんね。

今の職場の人間関係が限界を感じているなら、そっと離れるのもよいです。

あなたがいなくてもその会社は存続します。それに、ライン作業が始まったらモクモクと1人で作業なので、人間関係に疲れた人は、避難先によいのではないでしょうか?

作業が大変なことを、自分の身で体感している人ばかりなので、感謝の言葉が多い気がします(笑)

どんなとこに住まわされるのかな?

期間工が入居するのは、基本的に集合寮です。

今は、民間のアパートを借り上げていて、そこに入居する場合もあります。

私の場合は、共同部屋を覚悟して行ったのですが、入社直前で借り上げ民間アパートへの入居に変更になりました。

結果的には、やはり民間アパートで良かったですね。集合寮では、他人と洗濯機の取り合いになったり、お風呂で嫌な目にあったりするようです。

民間のアパートであれば自分しかいませんから、自分のタイミングでやれますね。

「民間アパートへの入居が確定」がいいなら派遣社員でいくのもアリです。もちろん「家賃無料の案件」です。(光熱費は実費です)もし場所にこだわないなら愛知県が時給が爆上がりしています。もちろん関東でも年収400万円は超えますから。

夜勤辛いかな?

夜勤が辛いというより、睡眠時間を確保できないかったときが辛いですね。

結局寝れないことがツライんですよね。でもそれは日勤でつい夜更かししてしまったときも同じなのですよね。

なので、昼休みは仮眠を10分ほど仮眠を取ります。それでも作業中に眠気がきてしまったときには、、、半分寝ながらやっています(笑)

とにかく同じことを繰り返し繰り返しやるので、無意識でできるようなります。「あの部品付けたかな?」となっても確認すると、きちんとついています。

無意識おそるべし!です。

他にも色々気になることはあるかもしれません

ただ、あなたが配属されるところは、実際はあなたが行ってみるまで何もわかりません。

5ちゃんねるやグーグルマップの口コミから想像することと、現場に行って感じることは全然違いました。掲示板はアテになりませんし、期間工ブログもほとんどファンタジーだと思ってOKです。この記事もファンタジーです(笑)

それに同じ会社内で、同じ工程はありませんし、工程は選べません。

これから自動車産業はどうなるんだろう?とも思いますが、わかりません。

5ちゃんねるの掲示板なんかでの会話の中から稼働状況が推測できます。おそらく、そう簡単には潰れません。正社員の人たちも路頭に迷いますからね。

それどころか、工場勤務の求人は、場所さえ選ばなければたくさんあります。

特に愛知県は時給が高いです。工場ワークスや工場求人ナビ、期間工.jpなどの求人サイトを見てみてくださいね。

自分なんかが合格するのだろうか?

こんな自分に価値があるのだろうか?誰でも合格できるというが、自分なんが合格できるのだろうか?と思うかもしれませんが、大丈夫です。私もこれにハマってしまいましたが。

応募人数が同時期に多いと漏れてしまうかもしれませんが、ほぼ大丈夫です。もし、その回でダメなら他をあたるだけです。一か所に固執する意味はないと思います。

ほかには、行ってみて、思っていたのと違ったらどうするのか?と思うかもしれません。

何が違うかによりますが、たとえば人間関係なら、4~5ヶ月は様子をみないとわからないかもしれません。

これから転職していく私たちも不安ですが、迎え入れる社員の人たちも、どんな人間が来るかわからないので不安なんです。

よほど意気投合するような共通の話題があれば別ですが、お互い同じ空間にいることに違和感が無くなるのに4~5ヶ月はかかるのではないかと思います。

仕事に関しては、特によほどダメということはないと思いますが、もし気に入らない場合は契約期間満了して次に行くとスムーズにことが運びます。

契約期間満了なら特に何も言われませんし、他の会社に行くときに、情報共有されているのか?など気にする必要がありません。後ろめたいことがなければどうでもいい話です。

なので、もし思っていたのと違ったらそこは目をつぶって継続するか、契約を終了させて次に行くだけです。

私はこのことに気が付くまで、なんか「仕事を辞めるということは悪いこと」だと思っていました。

しかし、契約はちゃんと守っているので悪いことなんて全くないんですよね。

というか、「自分で決めるのが怖かった」のだと思います。

社員の人からは、むしろ契約どおりにちゃんと出勤してくれてありがとう!と感謝されます。

締め切りがあるのはよいことだと思います。

人生にも締め切りがありますから。

ここまで読んで、そもそも期間工に転職しなくてもいいかもと思ったかもしれません。

もしくは、まだ不安だな思ったかもしれません。

自分で現場に行って「なんだ、大丈夫だ」と体感するまで不安は消えません。残念ながら(笑)

安心と不安は反比例しますからね。

まとめ

・「想像は想像でしかない」

・「最悪どうなるんだろう?」と質問してみる。

・行ってみて安心を感じるたびに、不安は消えていく。

・思っていたのと違ったらやり直すだけ。

それでは、またお会いしましょう!!

タイトルとURLをコピーしました