期間工(工場勤務)の2交代はきつくて大変だ、
と今だに信じている人がいて驚きます。
この記事を読めば、
「本当は何が2交代制勤務を
きつく感じさせているのか?」
がわかります。
冒頭で「信じている」と表現しました。
つまり、誤解しているだけなんですね。
もし、あなたが2交代制で働いてみようかな
と思っているなら大丈夫です。
この記事を読んだ後には、不安や苦手意識が消えるはずです。
期間工の2交代がきつい、というのは何がきついのか?
よく、2交代の勤務体制がきついというのを聞きます。
でもそれって本当でしょうか?
2交代制がきついと言われる理由
2交代という勤務体制がきついのではなく、
「きちんと寝れないからきついと感じる」
と思いませんか?
実は、勤務体制ではないんですよね。
勤務体制がきついのなら、ホワイトカラーの日勤でも、
14時間労働だとしんどいですよね(笑)
それが嫌で、期間工に転職する人もいます。
2交代制ついてアレコレ
・2交代勤務の種類は、主に2種類
連続2交代 日勤:06:25〜15:05 夜勤: 16:00〜00:40
(トヨタはこれです)
完全2交代 日勤:8:00~17:00 夜勤:20:00~翌05:00
(他メーカーはほぼこれです)
・そもそも「夜だから眠い」という誤解
たとえば、思い出してほしいのですが、
日勤でも、前日夜更かししていたら日中眠くなりますよね?
それに、
私の場合だけかもしれませんが、
新しい環境や慣れていない事を
やりはじめたときは眠くなります。
さらに、情報量が多くなると処理しきれずに
気を失います(笑)
逆に、昼に寝すぎて、夜に寝れなくなる
という経験ありませんでした?
さらに私自身、夜更かししているときに
ふと気づいたのですね。
「夜だから眠い」というのは思い込みなんだと。
そこで、時間管理についてです。
完全2交代は、昼夜逆転するだけなので、
時間管理がやりやすいです。
ちなみに、私は「連続2交代勤務」の経験はありません。
時間帯が極端に変わらないので、
日付を見失うことはなさそうですね。
ほかには、
私は「3交代」もやりましたが、
残業が無くてその点は良かったと思います。
(次の班の欠員が出たときは残業して埋めました)
ただ、週ごとに数時間だけ時間がズレていくので、
「今週は何時~何時の週だっけ?」という感じで、
管理がめんどくさかったですね。
もっとも、睡眠時間の調整が上手くいかず
眠いのを我慢してやっていると、
めんどくさく感じることが多くなりますね。
それでもやったことないので不安なんです
そうは言っても、時間帯によって眠れるか
不安なんですってことありますよね?
実はベテランの人でも、睡眠時間の調整が上手くいかないと
眠くなることがあります。
その時の言い訳は、
「(週の初日だから)そりゃ眠いよね~」です。
本当は関係ないのですが(笑)
大事なことは、
「たいして気にしていない」ってことです。
「まだ、仕事の時間帯に生活リズムが合っていないんだから
眠いよね。だから何?」
ってな感じです。
一応、安眠の道具としては、
耳栓とアイマスク(またはタオル)があると、
光を遮断して眠りやすくなります。
ま、期間工で働くと、毎日クタクタで
すぐ寝てしまうと思いますけどね。
(私なんか最初のころ、昼食中に気づいたら寝ていましたから)
あなたがこの記事を読んでいる時点でも、
今も何万人の人が2交代勤務をやっているので、
適応が難しいということはないのかなと思います。
それでも、やっぱり自分には向いていないかな~と思うなら、
その時は無理をせず違う選択をすればよいだけです。
まずは、体験してみれば自分に向いているかどうかわかります。
ここまで読んできて、「でもな~」とまだ違和感を感じるなら、
まだ考える余地があるということだと思いますので慌てずにいきましょう。
「先延ばし」というと印象が悪いですが、
組織心理学者のアダム・グラント(ギブ&テイク、オリジナルズ著者)によると、
「生産性において先延ばしは悪だが、創造性においては善」とのこと。
ギリギリまで決断をせずに突然ひらめく、
という経験がありませんでした?
そう、あれです。
急に「くる」やつですね。
ちなみに、ソフトバンクの孫さんもそんな感じだと、
元側近の方が著書の中で語っておられました。
「ギリギリまで判断しないで他の可能性を探るというのも
経営者の仕事のひとつなんだなぁ」
と思ったそうです。
わかっていても、今ひとつピンとこないときって、
なにかしっくりくる理由がが欠落してますよね。
それを探しているときだと思います。
もうひとつ決定的な理由があれば、、、
ってときですね。
もうしばらく考えて、ひらめきを待ってみてください。
まとめ
・2交代勤務がきついのではないく、
「寝れないこと」がきつくなる原因。
・「夜は眠くなる」というのは誤解。
・あるときピンときたら、ためしてみる
それでは、またお会いしましょう!!