あなたは、期間工から正社員になりたい！！
と思ったことはありませんか？
もうこんな歳だけど、
今から、正社員に登用されるのかな？
まあ、無理かな、、、
わからないけど、気になる、、、
ところで、なぜ正社員になりたいのでしょうか？
・非正規の自分には価値がない気がする
・非正規だと、いつ契約終了になるかわからず不安だ
・収入が低くて、結婚もできない
・家族に合わせる顔がない、、、
だいたい、こんな感じでしょうか？
正社員という「肩書き」が欲しいだけなら、
自動車業界ではないかもしれませんが。
正社員ってなんでしょう？
「セイシャイン」って知ってますか？
私も今まで気にしたことがなくて、
ふと思って調べてみました。
ウィキペディアより引用
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正社員（せいしゃいん）は、一般的には期間の定めのない労働契約で会社企業に雇われ、
その企業の就業規則で定められた所定労働時間の上限（フルタイム）まで労働する者の事をいう。
正規社員（せいきしゃいん）ともいわれる[1]。法律で明確に定義された概念ではない[2]。
日本およびその雇用慣行の影響を受けた韓国等に固有の概念であるため、
英語を始めとする諸言語でもそのまま「Seishain」と表記することが多い。
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引用終わり
なんと、なんと、
「法律で明確に定義された概念ではない」
「日本およびその雇用慣行の影響を受けた韓国等に固有の概念である」
おお！！マジか～ですよね。
恥ずかしながら、私は明確に知りませんでした。
ま、ただの一労働者であることに変わりはありませんけどね。
それでもトヨタ、スバル、日産等、一部上場企業の正社員に、なれるものなら
なってみたいですか？
で、正社員ってなれるものなの？
期間工から正社員に登用されることは可能です。
もしあなたが、「正社員になりたい！！」と希望して、
上司の推薦を得られるようにがんばるなら、
なれると思います。
だって辞める人が多いなら、
補充しないとですね。
企業だって「人間」でできている
企業といっても、「人間」が運営していますよね。
彼らだって、
なるべく自分が気に入った人と働きたいと
思うんじゃないでしょうか？
あなただって、なるべく気が合う人と
働きたいと思いますよね？
会社組織といえど、
やはり運営するのは、「人間」ですからね。
ですが、、、
正社員になれるかどうかのポイントは、３つ。
・あなたの適正
・あなたが自動車製造の仕事を定年まで
続けたいと思うか
・配属された工程の人たちとずっと働きたいと思うか
ですね。
・自分は、この工程の仕事に向いていると思える。
・配属工程も（あなたにとって）当たり。
・一緒に働く社員たちとの関係も良好。
であれば、あなたは上司の推薦を受け、
正社員に登用されるのは、難しくないと思います。
でも、
あなたも実際に働いてみたら、
「ちょっと違うな～」
「いやーしんどい」
「こりゃ無理だわー」
と思うかもしれません。
正社員に「なりたくなくなる」かもしれません。
なので、
結論は「あなた次第」となってしまいます。
もちろん、
あなたは「選ばれるため」に行くのですが、
あなたの人生なので、「選ぶ側である」
ということもお忘れなきよう。
２０代はもちろん、３０代でも４０代でも
実際に私が日産九州でも、
３７歳で正社員に登用された人はいました。
２０代だっていました。
繰り返しになりますが、
企業だってまじめに出勤して
「こいつは大丈夫だな」と判断した人は、
キープしておきたいものです。
ライン作業といっても、その日に入って
その日にできるようなものではないです。
「ある工程」をできる人というのは、
数人です。
正社員の人を含めてです。
なので、なるべくできるようになった人は、
キープしておきたいのが本音です。
辞める人も多いですから、補充しないとですね（２回目）
ただ、
「正社員めざしてがんばります！！」
と配属の挨拶をしていた２０代の期間工の人は、
２ヶ月足らずで、気負いすぎたのか辞めていきました。
その後に入社した、これまた２０代の人ですが、
なにやら、そこの工程からは壁にかかった時計が視界に入るらしく、
「時計の針がなかなか進まないのでしんどい」と言って、
やはり２か月で辞めてしまいました。
２時間ひたすらラインスピードに合わせての作業が、
１日４セットですからね。
正社員になりたいと思うのは結構ですが、
これやって大丈夫そうか？を、
まずは確かめてみるのがよいと思いますよ。
期間工は、ライン作業が終わったらすぐに帰りますけど、
正社員は、その後にその日のデータの集計や
カイゼン活動をやっていましたからね。
これを何十年もやるのか～と思うと、気が遠くなります（笑）
５０代の人でも、ライン作業に入っていますから。
正社員になっても、
２０年以上はそんな生活をするのかと思うと、
これちょっとどうなん？って思いました。
「なぜ、正社員になったんですか？」
期間工から正社員になった２０代の人に、
と聞いたことがあります。
「ああ～、仕事やめて～」っと言っていたからです。
正社員になった理由は、特に覚えていないとのこと。
なんとなく、なっておいた方がいいんじゃないか、
とその時は、思ったそうです。
そんなもんです（笑）
なので、あなたがすることは、、、
期間工から正社員登用を期待するのは、
別に変な話ではないと思います。
だた、配属先の人間や工程、工場の立地を
「あなたが気に入るか？」
というのは、入社して実際に働いてみないと、
どんなに調べてもわかりませんよね？
あなたの正社員になりたい気持ちは、応援したいです。
なので、期間工として過ごす時間を、
「正社員になったら自分の生活は、どんな感じになるのかな？」と
正社員になった「つもり」の時間にすることを
提案したいと思います。
気負いすぎても仕方ないですし。
そうすれば、ちょっと思ったことと違っても
冷静に未来が見通せると思います。
それに貯金もできて、
もしかしたら、正社員という目標とは、
違った夢に出会うかもしれませんしね。
もしも、正社員に「なりたくなくなった」ときのために、、、
あなたが正社員になりたいと思い、
そのまま期間工から、晴れて正社員に登用されたら
万々歳ですね！
しかし、そうならないこともあるかもしれません。
では、もし正社員に「なりたくなくなったら」どうするか？
特にメーカーにこだわりが無く、正社員になりたいだけなら、
「満了金」の額にこだわってください。
満了金です。
満了慰労金や満了報奨金など、呼び名は変わりますが。
もし、正社員に「なりたくなくなった」場合、
転職するにもスキルを身に着けるのにも、「お金」が必要な場面が出てくると思います。
あなたに「ここのメーカーの正社員になりたい」というこだわりがなければ、
得られる金額で決めるのもよいです。
その一つの目安が、満了金です。
残業時間はあなたがコントロールできませんよね？
でも、満了金は、規定日数、出勤すれば必ずもらえます。
満了金は、あなたがコントロールできます。
出勤するか、しないかの選択をするだけですから。
ということで候補は、
トヨタ、スバル、デンソーあたりになるでしょうか。
なぜなら、あなたの現場が居心地が良くて、
うっかり２年１１ヶ月フルで満了したとしたら、
上の３社と他では、満了金の総額が
２倍ほど差が出てきてしまうからです。
額で言うと、約１２０万円くらい違ってしまいます。
たしかに他社でも、年収約４００万円くらいいきます。
でも、どうせ大変なら、たくさん欲しかったな～
と個人的には失敗したと思っています（笑）
もちろん地元で～などあるでしょうから、
そこはバランスですね。
まとめ
正社員にはなれるものです。あなたが望めば。
でも、「あなたの未来あって」の正社員。
期間工は、「正社員になったつもり」で、
あなたが、やっていきたいかを見極める期間です。
もしかしら、もっとあなたが燃える仕事に
出会うかもしれない。
なので、余白を残しておく。
そのときのために、
もしメーカーにこだわりがないなら、
満了金が多いところを狙い、次の費用に備える。
今回は、こんな感じでしょうかね。
それでは、またお会いしましょう！！
